【ネタ】 ARToolKitをとりあえず動かす
最近はてなブログが開設して,こっちのダイアリーの意義を考えているのだけど,まぁ使っていないからいいや.
ごきげんよう私です.
さて,タイトルにもあるようにARToolKitなるものを動かせるようになったら楽しいんではないかと思いまして,そのネタを今のうちにアウトプットしておきます.すでに多くの有志の方が残してくれていますので,そちらを参考にしたほうがいいです.ってか,全然プログラミングの経験がほとんどありませんので,生温い目で眺めてやってください.
はじめに,私の環境を記します.
OS:Windows7 Professional(64bit)
開発環境:Visual Studio 10 Professional
これで,とりあえずARを動かせる環境を整えていきます.
結論から言うと,下記に記す項目3のサイトが一番わかりやすかったです.
ただし,2.GLUTのインストール方法だけ異なるので,下記を参考にして下さい.
GLUTの公式サイトNate Robins - OpenGL - GLUT for Win32から
glut-3.7.6-bin.zip (117 KB) をクリックして,ダウソして解凍した後に以下のディレクトリにぶち込みます♂
・・・ glut32.dll C:\WINDOWS\system32
glut.h C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\Include\gl
glut32.lib C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\Lib
後は,手順どおりにしていけばいいんだけど,Visual Studio 2010の設定って面倒くさいです.
とりあえずVS 2010をインストールしている前提で話を進めます.
「プロジェクト 'C:\Program Files (x86)\ARToolKit\util\calib_camera2\calib_camera2.dsp' は現在の Visual C++ プロジェクト形式に変換されなければなりません。変換した後、このプロジェクトを旧バージョンの Visual Studio で編集することはできません。」
とか出てくるので,とりあえずチェック項目入れて全部現行の形式に変換してやります.
んで,インクルードファイルやライブラリのパスを通すのですが,場合によっては,「上級者用の設定」に切り替えないといけません.
そうしないと,パスが通せないです.
メニューから,「ツール」→「設定」→「上級者用の設定」で大丈夫かと.
そして,「表示」→「ソリューションエクスプローラー」をクリックします.
ソリューションエクスプローラーウィンドウ内にあるノードを,Shiftキーを押しながら全部選択して,右クリックして「プロパティ」を押してください.
そして,プロパディページが出てくると思いますので,左のノードから「構成プロパティ」→「VC++ディレクトリ」を選択して下さい.
右側にいろいろでてくるので,インクルードファイルとライブラリファイルを選択して「編集をクリックしてください」
そして,ARToolKitフォルダ内の,
C:\Program Files (x86)\ARToolKit\include
C:\Program Files (x86)\ARToolKit\lib
をそれぞれ指定してやってください.このとき文字化けする時がありますので,エクスプローラーのURLを指定してコピペするといいです.
あとは保存して終了(^ω^)
適当にカメラをキャリブレして,サンプルを動かしてみてください.
さて,ここまで参考として以下のサイトを見ながらやっていきました.
1.http://kougaku-navi.net/ARToolKit.html
2.工学ナビの中の人の研究と周辺 ゼロからはじめるARToolKit on VisualC++ 2008 Express Edition
3.Win7(64bit)で初めてのARToolKit インストール編│黒い森から来た少年
4.http://blogs.yahoo.co.jp/nekketsu_abacus_man/34974847.html
- 【項目1のサイトについて】
・ぐぐったら一番上に出てきた.
・内容わかりやすい
・構築手順もわかりやすい
・でもOSがXPで,VC++6.0だった(´・ω・`)
頑張って私の環境で適応させようとしたけどうまく行かなかった.
・・・どうやらVC++6.0とは勝手が違うようだ(当たり前)
パッチビルドがうまくいかない(ファイルとかいろいろいじったけどダメだった)
- 【項目2と項目3のサイトについて】
・項目2のサイトは,項目1のサイトの中にリンクされていたので,次はこれを参考に
・あわせてWindows7 64bitでのARToolKit導入を紹介していたので項目3サイトも参考に
・こっちはすでにコンパイル済みのバイナリファイルを使ってた
・開発環境は,Visual C++ 2008 Express Edition
・64bitのせいか,Professionalのせいかよくわからないけども,GLUTの中身のデータを設置するディレクトリが違う
○ glut32.dll → C:\WINDOWS\system32
X glut.h → C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0A\Include\gl
X glut32.lib → C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0A\Lib
↓
○ glut.h → C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\Include\gl
○ glut32.lib → C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.0A\Lib
・項目3サイトにて「3.msvcp71.dllのインストール」って項目があるので,よくわからないけどこれも導入した
・Visual Studio 2010って勝手が違うのね・・・
・なんか上級者モードに変更したり,しなきゃいけんみたいだけどVS2010のProfessional版って,そういう設定やったか覚えてない・・・
- 【項目4について】
・全部構築した後に見つけた.ここも便利っぽいね.